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また社会保険料が上がってる・・・!?

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また社会保険料が上がってる・・・!?

毎年上がり続ける社会保険。少子高齢化社会の進行によるしわ寄せが各企業にも重くのしかかってます。
本コラムでは、とある中小企業が上がり続ける社会保険、そして年金問題に対応していく様子をレポートいたします。

 

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株式会社凹凸物産。
創業30年。従業員40名の老舗部品製造メーカーです。

 

創業30年を機に、高齢となったオーナー社長が引退、これまで営業部長として
オーナーを支えて来たオーナーの息子が新社長として就任することになりました。

 

さて、営業部長時代は、営業の数字だけを追いかけていればよかったわけですが、
社長となったからにはそうも行きません。

 

さっそく、総務部長、経理部長に人事制度や賃金のことなど
社内管理について把握するためのレクチャーを受けることになりました。

 

そんな折、新社長、あることに気づきます・・・。

 

 

 

新社長 : 経理部長、今年8月と9月支払の社会保険料が少し高いように思うんだけど、これで間違いない?厚生年金の保険料が10月から上がるのは、自分の経験から知っているけど、その前に高くなるのは、何か今年は特別の理由があるってこと?

 

経理部長: はい、年金機構から来ている口座振替の通知書で確認しましたが、これで合っています。ただ、やはりやや高いですね。原因としては、7月に、報酬月額変更の対象となった社員が多かったのではないかと考えられます。

 

新社長 : その、報酬が変更になったというのはどういうこと?ウチは、今年はそんなに賃上げしてなかったはずだけど、、、 総務部長、何か手当でも増やしたっけ?

 

総務部長: 社長、この件は、私からご説明します。我が社は、今年3月末で適格退職年金を廃止して、資産を社員に分配しました。その上で、退職金制度も廃止しました。その代わりに、今まで適格年金に納めてきた拠出金を社員個人に振り分けて、前払い退職金として、毎月の給与に上乗せして払うことに致しました。

 

新社長 : ああ、それは知っている。でも人件費総額は増やさないという前提で、前払い退職金制度を導入したと認識している。社員も、一時金として、まとまったお金がもらえたし、毎月の手取りも増えたので喜んでいると思うけど。でも、定年退職後の資金として、ちゃんと取っておいてくれるといいんだけど。それはまあ、個人個人に任せるとして、前払い退職金と社会保険料が上がったのと、どう関連しているの?

 

総務部長: はい、前払い退職金という名称で支給するものであっても、社会保険上も、税法上も給与とみなされるので、保険料や税金の対象となってしまいます。そうすると、社会保険料としては等級の見直しが行われて、従前の等級から2等級以上上がると、年度の途中でも社会保険料の改訂が行われるのです。当社では、前払い退職金支給は4月に導入されましたから、それから3ヵ月間の平均で見て、2等級以上上がった社員には、7月から保険料が上がるわけですが、実際は1ヵ月遅れで請求が来ますので8月から保険料が上がっています。

 

新社長 : ええっ、そうなの?!だって、将来の退職金の代わりに今渡しているだけなのに、それでも給料扱いだなんて、、、まあ、これを決めたときは、おやじ、いや会長がまだ社長の時だから、当時の私はこの件には深くは関わっていなかったけど、経理部長、会長には説明してあったの?

 

経理部長: はい、一応は。会長もその時は、「しょうがないな」、とはおっしゃっていました。

 

新社長 : うん、適年の積立不足に悩まされるのはもうこりごりだって会長がよく言っていたよ。でも、だからといって実際問題、この社会保険料負担の高騰は、「もうしょうがないな」、といって放っておく訳にもいかないし、何とかしないといけないでしょ?だって、毎年10月には厚生年金が上がるし、健康保険だって、まだまだ上がるということは、確実だし、社員にもかなり無理言って努力してもらっているけど、これじゃいくら経費節減努力しても、みんな、保険料で持ってかれちゃうよね!

 

総務部長: 社長、実は、社員も、前払い退職金はもらったけど、実際の手取は、その分、全額増えているわけではないので、100%喜んでいるわけではないのです。つまり税金も社会保険料も前払い退職金分だけ上がってしまったので、貯金できる金額が目減りしてしまっていると。あとは目先の必要経費として使っちゃうので、なかなか貯まらないという声もちらほらと。
社会保険料が上がると、会社の負担も上がりますが、社員の負担も上がりますからね。

 

新社長 : いや〜そんなこと言われても、会社も目一杯のことはしてるんだから、あとは、自分でちゃんと目標と計画性を持って、お金のことも実行してもらわないと。でも、そうか、社員の社会保険料も上がってるんだよね。それに税金もか。なんかうまい手がないかな〜

 

経理部長:社会保険料をなんとか減らすうまい手ですか・・・。

 

総務部長:社会保険料は税金ですから、減らすのは難しいのと違いますか?

 

新社長:そうだよなぁ。払い続けるしかないんだろうなぁ・・・。

 

経理部長:あの、社長のところにも届いているかと思いますが、日刊工業新聞のNBLAエキスパートクラブから送られて来ているメルマガに、「社会保険料軽減できる企業年金設計ノウハウ」と銘打って、無料レポートの紹介がありましたが、社長はご覧になっていますか?

 

新社長 : あれっ?そんなのあったっけ?気がつかなかったなあ。でもなんだか怪しそうな気もしないでもないけど。だって、そんな話、誰からも聞いたことないしね。何とか投資顧問みたいなことにならないとも限らないし。

 

経理部長: いや、社長、無料レポートは今までもいろいろと取り寄せてみましたけど、あくまでもレポートですから、取り寄せてみるだけなら何も事故は起きないと思いますよ。

 

新社長 : わかった、じゃあ、取り寄せてくれる?

 

(・・・続く)

 

山本 臣治 / 山本社会保険労務士&FP事務所

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