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知財を使った経営をするとは

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知財を使った経営をするとは

以前のブログで述べたように知財を経営に活かす「知財経営」とは、知財を活用して売れる(だろうと思われる)商品を作るか、作った商品を売るか(または売れるような活動に結びつけるか)、のどちらかです。

 

社長の悩みは売上関連が多い

先日、ある会社の社長と話をしたときに、「将来が心配だ」と漏らしていました。表情も非常に暗かったですね。
会社自体は売上も利益もそれなりに上げていたのですが、期待していた仕事(オリンピック関連や貿易関連、新商品開発関連など)のほとんどがうまくいっていないのです。平たく言えば全く売上見込が立たなくなったのです。
既存のビジネスはそれなりに堅調で、会社自体は黒字なのですが競合が参入してきており、将来は売値も利益も下がっていくことが見えているのです。そりゃ、暗くもなりますよね。

 

商品開発は余裕があるうちに行う

社長も既存の商品だけではダメだと思っており新商品開発には熱心でした。ただ、熱心と言っても中小企業で人がいないために難しいことはできません。また、何年も研究開発を行う余裕もありません。「簡単にできることで、すぐにお金になりそうな、儲かりそうなビジネスを探す」ということが社長の悩みなのです。ちょっと虫のいい話ですが、世の中の多くの会社は同じように考えていると思います。でもそうすると、何をしていいかわからないという状態に陥るのです。

 

特許情報を商品開発に活かす商品開発・販路開拓とは

以前のブログで「特許は膨大な技術情報・市場情報の宝庫」という話を述べました。そして、その膨大な情報を活用して新たな市場や売れそうな商品を考えることが重要だとも述べました。

 

そこで、売れる商品、いわゆるヒット商品には3つの特徴があります。すなわち、「新しく(新規性)」て「人が簡単には思いつかなくて(進歩性)」でも「お客が欲しがるもの(産業上の利用可能性)」といえます。特許取得のための要件と同じですね。

 

では、具体的にどのように知財(正確には特許情報)を活用すればいいでしょうか。
私のすすめるステップは以下の流れです。

 

@ 自社の技術を特許分類に当てはめる(自社の強みを客観的に知る)
A 当てはめた特許分類を参照して、自社技術に類似する技術(市場分野)を抽出する(自社のポジションを知る)
B 抽出した類似分野について世の中の注目度や成長性を見極める(世の中の動きを見る)
C 自社技術との関連性や成長性などから自社の既存市場とは異なる市場を見出す(ターゲット市場を探る)
D ターゲットとした市場における商品を調査し、顧客状況、競争状況、自社の開発可能性、差別化可能性などから参入の可否を決定する(参入商品を決定する)

 

次回以降それぞれの流れについて解説していきます。

 

 

著者

座間

座間 正信 / 株式会社アイピーアトモス
企業の強み、市場の機会、アイデアに関する特許情報、市場における類似商品、今後の成長分野など幅広い視点から儲かる商品開発のアドバイス

 


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