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【データ測定を正しく行うこと】が難しい理由

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【データ測定を正しく行うこと】が難しい理由

 

【実験のしかたが技術的に間違っていたり、目的が明確になっていない実験をだらだらと行って時間とお金を無駄にしていないでしょうか?】

 

問題としている(対象としている)現象がよくわからないから、とにかく実験してデータをとってみようというだけでは、せっかくデータをとっても何の役にもたたないとうことが少なくありません。

 

皆さんは、

 

「よくわからないから実験してみよう、測定してみよう。やってみれば何かわかるだろう。」

 

という考え方についてどう考えますか?

 

現象がわからなければ、実験してデータを測定し、そのデータを解析して現象が発生している原因を明らかにし、問題解決に役立てようというのは誰もが考えることであると思います。

 

これは、普通の考え方だろうと思います。
しかし、そのようにして得た実験データが技術的に誤っていたら、どうなるでしょうか?

 

また、測定してみれば何かわかるだろう、とう考え方も安易すぎます。このような考え方では何もわからないといことになりかねません。

 

誤った実験データに基づき、問題が発生している原因を明らかにし対策しようとしても、正しい判断ができる訳ありませんね。

 

測定器を使っても技術的に正しいデータが測定できるとは限らない。

測定器に使用されている技術を十分に理解し技術的に正しく使いこなしてこそ、技術的に正しいデータが測定できるのです。

 

技術的に正しい実験データを得るのは、なぜそんなには大変なのか?

実務において必要となる技術的に正しい使いこなし技術は、専門書や測定器の取り扱い説明書には解説されていないもので、いわゆるその分野で経験豊かで理論をもよく理解している技術者だけが有している技術ノウハウと呼ばれているものなのです。

 

さらに恐ろしいことがあります。なんだかわかりますか

技術的に正しくないデータを技術的に正しくないと即座に判断できないと、会議などでも技術的に誤ったデータを技術的に正しいデータとして取り扱ってしまうということになります。

 

つまり、会社全体が技術的に誤ったデータに振り回されてしまい、身動きがとれなくなってしまうのです。

 

小林 英男 

/ 博士(工学)/技術コンサルタント

 

理論と経験の両方を蓄積してきています。
世界でどこもなしえていないテーマでも積極的に技術指導させて頂いており、世界初の実績も多数出してきています。
このとき、発生する特許などの工業所有権はすべてクライアント側に提供しています。

 

難解なこともわかりやすく解説する能力にたけていますので、技術コンサルティングのクライアント、技術セミナーの受講者から大好評を頂いております。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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