用語説明・参考文献〜技術者のコストダウンに必要なキーワード


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た行

用語 英語表記 説明 参照元
第一次目標原価  目標売価と目標利益率から算出する最低限達成しなければならない原価である。 第一次目標原価=目標売価×(1−目標利益率) 技術者のための原価企画  橋本賢一/小川正樹著  日本能率協会マネジメントセンター 1994年
第1種の誤り Error of the first kind 「帰無仮説(差がない、効果がないといったような仮説)が正しいとき、帰無仮説を廃棄する誤り。」 正しいにもかかわらず正しくないとする誤り JIS Z8101
貸借対照表 Balance sheet  企業の財政状態を表示した財務報告書
第2種の誤り Error of the second kind 「帰無仮説(差がない、効果がないといったような仮説)が正しくないとき、帰無仮説を廃棄しない誤り。」 正しくないにもかかわらず正しいとする誤り JIS Z8101
タイミングフリーの原則 Principle of timing free  要素作業レベルでの自動化は半自動化と呼ばれ、人が機械から離れることができない。これが、単位作業レベルまで自動化されると人が機械から離れることができ干渉ロスを起こすことがないという原則。 よくわかる「ムダとり」の本 橋本賢一著 日刊工業新聞社 2008年
代用特性 Alternative characteristic  要求される品質特性を直接測定することが困難なため、その代用として用いる他の品質特性。
耐用年数 Useful life 「設備の経済性を検討する場合に用いられる推定使用可能年数。」 JIS Z8115
対立仮説 Confrontation hypothesis 「帰無仮説が成り立たないときの状態を記述する仮説。通常、H1で表す。」 JIS Z8101
多重回帰分析 Multiple regression analysis  一つの対象に対して複数の特性値が得られている時、これを数学的に処理して対象の性質や特性相互の関係を究明する統計的手法で、変動要因(変数)間の内部相関を考慮しながら、時間値(外的基準変数)を最も効率的に予測できる重み(係数)を求め、それによって予測式を求めることができる。
棚卸 Physical Inventory 「現在の在庫高とその流動状態を知るための、在庫品の所在と数量の調査」 JIS Z8141
WF Work Factor  MTMと並びPTS(既定時間標準法)の中で最も代表的な作業測定手法。  WF法では肉体的動作時間に影響を及ぼす変数として、@使用する身体部位、A動作距離、B重量又は抵抗、C動作の困難性の4つを取り上げ、この変数によって作業時間を求める方法である。
ダブルビン法 double bin system 「同容量の在庫が入った二つのビン(箱、容器)を用意しておき、一方のビンが空になり、他方の在庫を使用しはじめたときに1つのビンの容量を発注する方式」 JIS Z8141
多様性 Diversity  同一ファミリーの中で、形状は似ているが寸法は異なる部品・製品を加工できる
単位作業 Operation 「1つの作業目的を遂行する最小の作業区分。工程と要素作業の中間の作業の粗さで、一人の人または一台の設備が連続的に行った方が効率が良い作業の単位。」 JIS Z8141
単回帰 Linear regression 「YのXに対する回帰曲線が直線であるとき、回帰関係は線形であるといい、回帰直線または単回帰と呼ぶ。」 JIS Z8101
単純総合原価計算 Simplified gross cost calculation  単一の製品と考えることができ、製品の種類別に原価を分ける必要のない原価計算。
段取 setup 「作業開始前の材料、機械、治工具、図面などの準備および試し加工。一ロットに一回発生する準備・後始末作業。」 JIS Z8141
段取費用 setup cost 「生産ラインにおいて、加工品種を変更するときに発生する諸々の費用。」 JIS Z8103
チェックシート check sheet 「計数データを収集する際に分類項目のどこに集中してかを見やすくした表または図である。」 JIS Q9024
中央値 Median 「観測値を大きさの順に並べたとき、ちょうどその中央に当たる一つの値(観測値が奇数個の場合)、又は中央の二つの値の算術平均(測定値の個数が偶数個の場合)。」 JIS Z8101
中核問題 Core problem  TOCの手法の一つである思考プロセスでは、多くの問題とみなされていた事象の根本に、対立が存在していてそれを解消しない限り真の解決が困難な問題があるとして、それを中核問題と呼ぶ。
中心線 Mean line 「打点された統計量の長期にわたる平均値か、若しくは、その統計量に対する前もって想定した値を表す管理上の線。」 JIS Z8101
調合因子 Compound factor  誤差因子の影響について、出力に与える定性的影響が明白のときは、誤差因子全体を一つにまとめてしまう。これを調合因子という。 開発・設計段階の品質工学 田口玄一 日本規格協会 1988年
調和平均 Arithmetic average  速さの平均である。  例 片道36Kmの道路を、行きは平均時速18Km、帰りは平均時速12Kmで往復しました。このと きの平均時速は何Kmでしょう。
直接原価計算 Direct costing 部分原価計算の一種で、生産量の増減に伴って増減する変動費だけで原価計算する方式
直接時間研究 Direct time study  作業員の実際の作業を要素作業の大きさに分解し、各要素作業の時間値をストップウォッチまたはビデオで測定し、得られた情報に基づいて作業の改善や標準時間の設定を行う手法。
直接費 Direct cost  製品を作るための原価が個々の製品に使われた特定できるもの。直接材料費、直接労務費、直接経費がある。
直線ラインの原則 Principle of straight line  自動化ラインでは設備で加工された半製品は次工程にコンベヤーやシュートなどで搬送される。搬送中のチョコ停は、ほとんどか曲線部にさしかかった所で発生する。ラインは直線で搬送することを原則とする。
チョコ停 Short stoppage or Chokotei  一時的トラブルのために設備が停止または空転する現象
直交配列表 Orthogonal array 「因子のすべてのペアに対して、因子の水準について考えられる処理組合せが同数回現れるような処理組合せの集合」 JIS Z8101
直行率 「製造ラインに乗せられた製品のうち、作業不良による手直しや部品の欠品によりラインの途中で停滞したりライン外に出されたものを除いて、初工程から最終工程まで順調に通過した品物の割合。」
掴み代 Holding allowance  機械に加工物を固定するのに必要な長さで、製品とならない投入材料ロスのこと。
突き止められる原因 Assurable / Traceable cause 「品質特性もしくは工程水準の変化の原因として検出され、同定される因子。見逃せない原因とも言う。」 JIS Z8101
積上価格 Rolled up price  原価の積み上げ+利益で価格が決まる伝統的価格決定方式である。 見えるかでわかる「売り値と買い値」 橋本賢一・大塚泰雄著 日刊工業新聞社 2010年
ティアダウン Tear down  他社の類似製品を分解して自社製品との違いを分析し、改善に役立つアイデアを抽出する方法。
DFM Design for Manufacturbility 製品の組立性を分析し部品を減らし単純化して、製品の組立時間・組立費を算出する。さらに部品費を分析し材料を含めた部品費を算出して、組立と部品の両方の観点から、よりコストの安い製品設計を実現する。
TOC Theory Of Constraints  日本語では制約条件の理論という。ゴールドラット博士が開発した、システムの目的達成を阻害する制約条件(ボトルネック)を見つけてそれを克服するためのシステム改善手法。
TDD Throughput Dollar Days  TOCで使う納期遅れの評価指標で、 TDD=スループット×納期遅れ日数をいう。目標は、TDD=0 であり、TDDの大きい工程やラインを集中して改善することが効果をあげる。
定額法 straight-line depreciation 減価償却費を計算する一手法で、取得価格を耐用年数で割った年間金額を一定の額で計算する。
定期発注方式 periodic reordering method 「あらかじめ定めた発注間隔で、発注量を発注ごとに決めて発注する在庫管理方式。」 JIS Z8141
定率法 declining-balance method 減価償却費を計算する一手法で、取得価格を償却率で割った年間金額を計算する。
定量発注方式 periodic review system 「発注時期になるとあらかじめ定めた一定量を発注する在庫管理方式。」 JIS Z8141
適合品質 Conforming quality  実際の製品・サービスとその設計仕様書とのあいだの適合度を意味するものである。
適正ライン長の原則 Principle of the optimum line length  ラインを設計するときの生産台数を過大な余裕をもって設計するとラインが長くなるので、生産量にあったライン長にする原則。
デザイン・レビュー Design review 「アイテムの設計段階で、性能・機能・信頼性などを価格、納期などを考慮しながら設計について審査し改善を図ること。審査には設計・製造・検査・運用など各分野の専門家が参加する。」 JIS Z8115
デザイン・アプローチ desighn aproach 問題解決アプローチの一種で、目的とする真の機能を達成するシステムを設計する方式
デザイン・インターフェイス desighn interface 顧客が自分のニーズを指定するのに手軽で確実な方法を用意することで、カスタマイズの範囲や顧客が選択できるオプションに関する最適なデザインをいう。
デジタルモックアップ Digital Mock-Up CADを用いて製品の外見、内部構成などを比較、検討するためのシミュレーションソフトウェア
同一加工部位集約の原則 Principle of integration same processing potions  加工部位が工程別に異なると反転、歩行、運搬距離などの補助機能を増やす。したがって、前後、左右、上下の作業がある場合はその加工部位をまとめると効率的であるという原則。
同期化 Synchronization  必要な物を、必要な時に、必要なだけ、必要な順に供給している状態
等級別総合原価計算 Gross cost calculation  種類を同じくする製品グループの原価計算に適した製品別総合原価計算の一つ
統計的仮説 Statistical hypothesis 「母数又は確率分布についての宣言。帰無仮説と対立仮説がある。」 JIS Z 8101
動作 motion 「作業を行うときの人の手足または胴体の動き。」 JIS Z8141
動作経済の原則 principles of motion economy 「作業者が作業を行うとき、もっとも合理的に作業を行うために適用される経験則。」 JIS Z8141
投資利益率法 rate of return on investment 「設備投資の有効性または安全性の判断にあたって、投資額に対する年間利益の比率(年間利益/投資額)で、設備投資案を評価・比較する方法。」 JIS Z8141
動特性 Dynamic characteristics 「時間的に変化する測定量に対する計測器の応答特性。」  入力の変化に対して、出力を変化させたい特性である。受動特性と能動特性がある。  JIS Z8103
TRIZ TRIZ  ロシア人のAitshuller(アルトシューラー)が考え出した、発明的問題の解決理論(Theory of Invention Problem Solving)。 比較的新しい参考文献 ・VEとTRIZ―革新的なテクノロジーマネジメント手法入門  沢口 学 (著) 単行本 (2002/02) 同友館  ・設計のナレッジマネジメント 創造設計原理とTRIZ 実際の設計選書  中尾 政之 (著), その他 単行本(ソフトカバー) (1999/12) 日刊工業新聞社 ・図解 TRIZ―革新的技術開発の技法 
特性要因図 cause and effect diagram 「特定の結果と原因系の関係を系統的に表した図。」 JIS Z8101
度数分布 Frequency distribution 「特性値と、その度数または相対度数との関係を観測したもの。度数分布は、度数表、棒グラフ、ヒストグラムなどで表す。」 JIS Z8101
ドラムバッファーロープ DBR  TOCの重要な概念の一つ。兵隊がドラムに合わせて行進し、遅い兵士の前には余裕を持たせ、先頭兵士と遅い兵士の間にロープを結んで行進全体の長さを制限することを比喩として、生産のやり方を示している。

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