用語説明・参考文献〜技術者のコストダウンに必要なキーワード


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か行

用語 英語表記 説明 参照元
回帰線 Regression line 「変数xを固定したとき、確率変数yの期待値がxの一次関数で表される直線式」変数xが一つならば、回帰線はax+bとなる。 JIS Z 8103
回帰分析 Regression analysis 「応答変数に説明変数を結びつけるモデルを評価するための手続きの集まり」データの原因と結果を因果関係として求めるもので、説明変数が一つの場合を単回帰分析、二つ以上の場合を重回帰分析という。  JIS Z 8101
概算見積 Rough estimate  見積対象をコスト全体で見積る方法。 橋本賢一・宮田 武 技術者のための見積原価計算 日本能率協会マネジメントセンター 1990年
改善促進型 Improvement promoting type  限界利益率は低いが付加価値率は高い製品を改善促進型製品と呼ぶ。これは、付加価値の中で加工費に食われて利益が出ていないことを意味しているので、加工費の低減をすることによって利益にかえる。つまり付加価値率は変えずに限界利益率だけ向上させることができる製品である。このアクションが取れる部門は生産技術である。 技術者のための原価企画  橋本賢一/小川正樹著  日本能率協会マネジメントセンター 1994年
改善の検討の原則 Principle to improvement 5つのW(what、where、 when、 who、why)と1つのH(how)から始まる5W1Hで、目的追求のキーワードであるWhy(なぜ)と他の4WiHつなげて改善の検討をするもの。5W1Hの中では、Why(なぜ)の検討が重要である。
改善の4原則 Four principles of improvement 「工程、作業、動作を対象とした分析に対する改善の指針として用いられる。E(eliminate:やめられないか)、C(combine:一緒にできないか)、R(rearrange:順序の変更はできないか)、S(Simplify:単純化できないか)による問いかけ」 JIS Z 8141 
外挿 Extrapolation ある既知の数値データを基にして、そのデータの範囲の外側で予想される数値を求めること。
科学的管理法 Scientific management  F.W.Taylor(1856-1915)とその門下生により19世紀末から20世紀初頭にかれ確立された管理法。仕事に初めて科学(知識)を持ち込んだ画期的な業績であり、事実上アメリカ経営学の原点をなすものである。 生産管理用語辞典 日本経営工学会 2012年 日本規格協会
価格の決定要素 Decision factors of price 品物には必ず価格があり、売り手と買い手とが合意して売買が成立する。この価格は「原価」、「需要」、「競争」の3つの要素によって決まることが広く認められてきた。原価より価格が先に決まる今日では原価が価格を決める要因から外れ、代わりに「指値」といわれるやり方が行われ、この価格を希望価格と呼ぶ。原価企画の活動が普及すると指値によって価格を決めるやり方がますます広がるであろう。
学生症候群 Student syndrome TOCのプロジェクト管理手法であるクリティカルチェーン法での概念で、余裕をみて計画しても結局はギリギリまで着手しない現象を、学生がギリギリまで遊んでいて一夜漬けで試験勉強することに例えて表現している。
確率分布 Probability distribution 「確率変数がある値となる確率、又はある集合に属する確率を与える関数」 確率分布の例として、正規分布やポアソン分布がある。 JIS Z 8101
確率変数 Provability variable 「どのような値になるかが、ある確率法則によって決まる変数。とることができる値が離散的であるか、連続的であるからよって、それぞれ離散変数、連続変数という。離散変数で表されるデータを計数値、連続変数で表されるデータを経量値という。」 JIS Z 8101
加工費 Processing cost or conversion cost 製品を加工する作業にかかった原価。直接労務費と間接費(間接材料費、間接労務費、間接経費)を「加工費」に分類する。
加工費の基本機能 Basic function of processing cost 製品を加工する時間の中で、加工・組立・変形・変質などに直接たずさわる作業。 技術者のための原価企画  橋本賢一/小川正樹著  日本能率協会マネジメントセンター 1994年
加工費の補助機能 Auxiliary function of processing cost 製品を加工する時間の中で、加工の基本機能を補助する材料の取り付け(ローディング)、取り外し(アンローディング)などの作業。 技術者のための原価企画  橋本賢一/小川正樹著  日本能率協会マネジメントセンター 1994年
価値工学 Value Engineering=VE バリュー・エンジニアリング 製品の機能とコストを改善するための代表的な手法。(社)日本バリューエンジニアリング協会の定義では、

@最低のライフサイクルコストでA必要な機能を確実に達成するために、 

B製品とかサービスの、 C機能分析に注ぐ、 D組織的努力である。

活動 Activity 「構成要素の個々あるいは集合の行動で、その開始および終了の状態が明らかに定義されたもの」 業務または作業を分類するとき、目的別に分類した最も大きな分割単位で、開始と終了の状態を明確に識別できるもの。 JIS Z 8121
稼働分析 ratio-delay study 「作業者又は機械の稼働率若しくは稼働内容の時間構成比率を求める手法

備考 1:稼働分析法の代表的手法には連続観測法と瞬間観測法とがある。 2.稼働率は、作業者又は機械設備の働きぶりを示す指標であり、次の式で表される。稼働率=実際稼働時間/総時間

JIS Z 8141 
稼働率 Utilization or Operation ratio  「人又は機械における実働時間に対する有効稼働時間の比率。有効稼働時間とは、生産に直接役立っている時間である」 実働時間と有効稼働時間との差は一日の中で通常発生する朝礼や待ち時間などで不稼動になる時間である。 JIS Z 8401
間隔尺度 Interval scale 原点と単位が任意に設定でき、数値の差のみに意味を持っている分類基準である。

たとえば,温度が摂氏10度から摂氏20度になったときに,温度が10度(20度-10度)上昇したとは言うが、2倍(20度÷10度)の温度上昇があったとは言わない。このように間隔尺度は、個々のデータの間の等間隔が保証されているので、足し算や引き算により統計量を算出することが可能となる。

環境対応設計 Design corresponding environment 「原材料、資源の採取、製品の開発、製造、流通・販売、使用、保全、再生、廃棄などプロダクトライフサイクルの各段階で、環境負荷を減少させるように工夫された生産の総称。」 JIS Z 8141 
環境マネジメント environmental management 「あらゆる種類の組織が、自らの環境設計及び目的を考慮して、自らの活動、製品又はサービスが環境に及ぼす影響に関する管理活動。」 JIS Z 8141
干渉ロス Interference loss 人・機械または人・人の連合作業の場合に、お互いが干渉し合うことによって発生する手待ちロス時間。
間接費 Overhead cost or Indirect cost, Burden on cost どの製品を作るために使われたかが特定できない原価。間接材料費、間接労務費、間接経費がある。
感度 sensitivity 「ある計測器が測定量の変化に感じる度合い。すなわち、ある測定量において、指示量の変化の測定量の変化に対する比。」 JIS Z 8103
かんばん方式 Kanban system 「トヨタ生産システムにおいて、後工程引取り方式を実現する際に、かんばんと呼ばれる作業指示票を利用して生産指示、運搬指示をする仕組み。 備考 背生産指示するための生産指示かんばんと、運搬指示するための引取りかんばんの2種類に大別する」 JIS Z 8141 
管理可能性分類 Controllable Classification 原価の発生が一定の管理者層によって管理しうるかどうかの分類で、管理可能費と不能費に分ける。
管理限界 Control limit 「工程が統計的管理状態にあるとき、管理図上で統計量の値がかなり高い確率で存在する範囲を示す限界」 中心線から正の方向に上方管理限界、負の方向に下方管理限界を設定する。 →管理図 JIS Z 8101
管理図 Control chart 「連続した観測値もしくは統計量の値を、通常は時間順またはサンプル番号順に打点した、上側管理限界線、及び/又は、下側管理限界線をもつ図。打点した値の片方の管理限界方向への傾向の検出を補助するために、中心線が示される」 

工程の変動を減少させ、工程を管理状態にすることを目的とした解析用管理図と工程が管理状態にあるかどうかを判断することを目的とした管理用管理図を使い分ける。

JIS Z 8101 生産管理用語辞典 日本経営工学会 2012年 日本規格協会
管理線 Control lines 「中心線と管理限界線の総称。」 →管理図 JIS Z 8101
機会費用 Opportunity cost 「ある案をとることによって放棄される利得額のうち最大のもの」二つ案の中で採用されることによって得られる利益は、採用されなかった案の中で一番有利な案の持つ利益を犠牲にして得られたものであり、この犠牲になった利益のこと。 JIS Z 8121
技術歩留ロス Technical yield loss  設計技術上発生する歩留ロスと生産技術上発生する歩留ロスの総称。 技術者のための原価企画  橋本賢一/小川正樹著  日本能率協会マネジメントセンター 1994年
基準販売価格 Standard sales price  見積製造原価を算定し、販売費・一般管理費、営業利益を上乗せした価格。
既定時間標準法 Predetermined Time Standard 作業を要素作業よりさらに細かい動作(手を伸ばす・掴む・移動するなど)の大きさに分解し、すでに作成されているタイムテーブルより、それぞれの時間値を合成して基本時間を求める方法である。
機能係数 Function coefficient システムの構成機能を相対的に計数化し評価したもので、「どの機能がどれだけ重要か」を表す。
機能系統図 Function tree 定義した機能の相互関連を目的と手段の関係で体系化した系統図のこと。
機能定義 Definition of function VE対象製品とその構成単位である組立品、部品がもっている機能を「名詞+動詞」で表現する。機能には、目的とする機能と、手段となる機能があるので、原則としてその両方を定義する。
機能別生産 Functional production 別名ジョブショップとも言われる生産方式で、同種類の機能を持つ設備を集約した職場がありその職場に加工する部品や製品を運搬して加工する生産方式である。
機能別分類 Functional classification 原価が経営上のいかなる機能のために発生したかによる分類で、原価要素はこの分類基準によって機能別に分類する。
希望価格 Price limit 得意先の予算または指値による価格である。
基本機能 Basic function 製品の持つ本来の機能に直結する目的そのものであり、その機能がないと製品として成り立たないもののこと。
基本時間 Basic time 主作業と準備作業から構成される。主作業は、サイクリックに発生する主体作業と何サイクルかに一回発生する検査・運搬やスクラップ除去作業のような付帯作業がある。

さらに、主作業を行うため、原則として一ロットに一回発生する準備作業(段取作業)がある。基本時間はPTS法で分析した時間、直接時間研究による観測時間にレイティング値で標準の速さに修正した時間値である。

基本見積 Basic estimation 見積対象を材料費・加工費に分けて見積る方法。 技術者のための原価企画  橋本賢一/小川正樹著  日本能率協会マネジメントセンター 1994年
帰無仮説 Null hypothesis 「“差がない”、“効果がない”というような形の仮説。ゼロ仮説ともいう。通常、H0で表す」 否定されることが期待される仮説。 JIS Z 8101
CAM Computer Aided Manufacturing 「コンピュータの内部に表現されたモデルに基づいて生産に必要な各種情報を生成すること、及びそれに基づいて進める生産の形式。」 主としてCADによる設計データをデータベースとして利用し、コンピュータを利用してNC工作機械、産業用ロボットなどの運転を自動的に行い生産する。 JIS B 3401
Class or Group 「計量特性の変動の全範囲を順次分割して作る一連の区間。計量特性の場合には、互いに背反なアイテム群で、各群に属するアイテムは何らかの共通属性を持つ。」 級の上限、下限を級の限界または級の境界と呼ぶ。 JIS Z 8101
共分散 Covariance 「2次元の確率変数(X,Y)について、それぞれの平均からの偏差の積の期待値。」 JIS Z 8101
許容差設計 Tolerance design  製品設計において、グレードの異なる部品や材料について品質とコストのトレードオフ評価を行い、どのレベルを目指して設計していくかを選択するものである。JIS K 7109で「プラスチックの寸法許容差の決め方」が制定されている。 開発・設計段階の品質工学 田口玄一 日本規格協会 1988年
偶然原因 Chance causes  「変動の原因となり、一般には数多くあるが比較的重要度の低い因子。必ずしも固定されてはいない。固定されたとしても、取り除くことが技術的あるいは経済的に困難な因子。」 JIS Z 8101
組別総合原価計算 Group process costing  原価を2種類以上の製品の種類別に配分する製品別総合原価計算の一つであり、発生した原価を組別に分け、月別の集計を行う。
繰り返し Repetition  「同一条件の下、同一母集団を対象とし、同一方法によって複数回の観測を行うこと。」 JIS Z 8101
クリティカルチェーン Critical Chain  TOCの手法の一つとして開発されたプロジェクト管理手法。リソースの競合を避けて、同じリソースを通るパスに対して時間が重ならないように計画する。従来のクリティカルパスの考え方では、このリソース競合に対しての検討が不充分であった。
グループテクノロジー(GT) group technology 「他品種の部品をその形状、寸法、素材、工程などの類似性に基づいて分類し、多種少量生産に大量生産的効果を与える管理手法。」 JIS Z 8141
経験見積法 Experience estimate method  仕事に精通した人の経験や判断によって、見積価格や時間を算定する方法。私意性が入るため、できる限り類似見積法、コストテーブル見積法を勧める。
経済的発注量 Economical ordering quantity 「一定期間における保管費用と発注費用(または段取費用)の和を最小にする発注量。」 経済発注量の代表的な算式は、つぎのとおりである。 JIS Z 8121
経常利益 Ordinary profit  営業利益に財務活動の結果である営業外の損益を加味して計算した利益のこと。
形態別分類 Natural classification  財務会計における費用の発生を基礎とする分類、すなわち原価発生の形態による分類であり、原価要素はこの分類によって材料費、労務費および経費に分ける。
系列化 Affiliation  製品・ユニット・部品に要求される性能、機能、寸法などを整理し、一定の規則性を持たせることである。変動のさせ方を数列に乗せたり、性能、寸法の等差化、等比化の検討を行う。
決定係数 Coefficient of determination 標本値から求めた回帰方程式(Y=aX+b)のあてはまりの良さの尺度として利用され、目的変数(Y)が説明変数(X)のどれくらいを説明できるかを表す。
原価 Cost 「製品の生産、販売及びサービスの提供のため、消費される財貨・用役の貨幣価値。」 経営における一定の給付にかかわらせて把握された財貨または用役の消費を貨幣価値的に表わしたもの(:原価計算基準)。平易にいうと製品やサービスを生産・販売するために消費された価値。 JIS Z 8141 
限界利益 Marginal profit  売上高から変動費をマイナスした分で、「限界利益=売上高−変動費」で計算する。 限界利益が固定費とイコールになるときは、収支トントンの状態である。
限界利益率 Marginal profit ratio  売上高に対する限界利益の比率で、「限界利益率=限界利益÷売上高×100」で計算する。
原価企画 Cost planning 中・長期利益計画で必要とされる目標利益を所与の市場環境条件の中で達成するために、顧客の要求を満たす品質・機能・価格・納期などの目標並びに目標原価(目標投資額を含む)を決定し、対象製品の環境負荷低減・要求品質・納期を満たしながら、企画段階から始まるライフサイクルの全活動にわたって、目標を達成するようにとりはからう全社的活動である。 小川正樹・大塚泰雄 実践原価企画 税務経理協会 2001年
原価計算 Cost accounting  製品またはサービスの生産・販売に要した原価を計算すること
現価係数 present worth factor 「n期後の価値Sを現在の価値Pに換算するための係数。」 現価とは現在の価値という意味で、「P=S×現価係数」で計算する。 JIS Z 8121
原価差異 Cost variance or discrepancy  標準または予定原価計算を行っている場合、標準原価または予定原価と実際原価との差異。
原価集約レベル Cost consolidating level  見積対象となる製品、ユニット、部品をどこまでの原価費目に細分化して見積もるかである。見積方法は、原価集約レベルによって概算レベル、基本レベル、詳細レベルの3段階に分けられる。 見えるかでわかる「売り値と買い値」 橋本賢一・大塚泰雄著 日刊工業新聞社 2010年
減価償却 Depreciation 事業などの業務のために用いられる建物、建物附属設備、機械装置、器具備品、車両運搬具などの取得に要した金額を耐用年数または利用度に応じて、使用する各期間(耐用年数)に費用として配分する手続である。
原価のポートフォリオ分析 Cost portfolio analysis  縦軸に限界利益率(または売上高総利益率)、横軸に付加価値率を取って、製品の改善の方向性を3つのパターン分類する。3つのパータンには、販売促進型、戦略見直型、改善促進型がある。 技術者のための原価企画  橋本賢一/小川正樹著  日本能率協会マネジメントセンター 1994年
現在価値 present worth 「将来時点の収入または支出の額を割引によって現在の価値に換算した値。」 JIS Z 8121
減債基金係数 sinking fund factor 「最終の価値Sをそれ以前n期間の均等払いの価値Mに換算するための係数。」 「M=S×減債基金係数」で計算する。 JIS Z 8121
現状問題構造ツリー Current Reality Tree TOCの思考プロセスで使うツールで、「何を変えるのか」を見つけるために「好ましくない結果(UDE)」を掘下げて中核問題を究明するためのツール。
原単位 unit requirement 「製品1単位当たりに使用される原材料・部品・副資材・工数などの消費量。」 JIS Z 8141
交互作用 Interaction 「応答変数に対する一つの因子の影響が、ほかのいくつかの因子に依存している程度を表す効果。一般に交互作用は二つの因子について考える。」 JIS Z 8101
工順表 Precedence matrix  オペレーション相互間の時系列的な順序制約を明らかにする表。
工数(時間) Man hour 「仕事量 又は その単位。一般には仕事に要する人数と時間との積で表す。」 備考 作業能力を表すために用いることもある。 JIS Z 8141
合成型標準資料 Synthetic Standard Data 一つ一つの標準資料の積み上げにより時間値を合成して、標準時間を設定する方法。一つ一つのブロック(標準資料)の積み上げが全体の時間値である。
構成部品レベル Composition part level  見積対象が製品、ユニット、部品のどのレベルかである。
工程 Process 「仕事を遂行する過程。」 1人の作業員または1台の機械によって完成された加工物が次の完成段階へ送られる作業系列の一つの単位。 JIS Z 8401
工程設計 Process design or Process planning  設計図で示された部品を作るために、人的技能、機械設備、材料を選び、品質・原価・納期・生産量の諸条件を満たすような最適の手順方法を決めること。
工程能力 Process capability 「安定した工程の持つ特定の成果に対する合理的に達成可能な能力の限界。通常は品質を対象とし、工程が作り出す製品の品質特性の分布が正規分布の場合、平均値±3σで表すことが多いが、場合によっては6σだけで表すこともある(σは上記分布の標準偏差)。また、ヒストグラム、グラフ、管理図などによって図示することもある。」 JIS Z 8101
工程能力指数 Process capability index (PCI) 「特性の規定された交差を工程能力(6σ)で除した値。」 JIS Z 8101
工程能力図 Process capability chart  測定値を時系列にしたがって記入したグラフで、時間の移り変わりによる工程の変化を知りたいときに用いる。
工程分析 Process analysis 「生産対象物が製品になる過程、作業者の作業活動、運搬過程を系統的に、対象に適合した図記号で表して調査・分析する手法。」 作業研究の基本的な分析手法の一つ。材料が投入され製品になるまでの変化の過程を○:加工、▽:停滞、〇:運搬、□◇:検査の記号で表す。備考:運搬記号の直径は、加工記号の直径の(1/2〜1/3)とする。 JIS Z 8141
公平な一日の仕事 A fair day's work  特定の作業を遂行するのにふさわしい熟練を持った作業者が、決められた約束の下で、平常ペースで終始一貫して作業を続けるときに、決められた時間中に作りだすことができる生産量を言う(SAM)経営者が従業員に期待する毎日の仕事量である。それは経営者が単独に、あるいは経営者と従業員相互の同意によって決められるものである。いろいろな作業測定手法を活用したり、主観的に決められるものである。(IIE)
効率 efficiency 「目的のために有効に利用した量と、消費したすべての量とのエネルギー的面での比率。すなわち、機械、設備及びシステムに外部から送り込まれるエネルギー(入力)とそれらが実際に外部に出す有効エネルギー(出力)との比。」 JIS Z 8141
顧客満足 Customer satisfaction  「製品またはサービスに対して、顧客が自分の持つ要望を充足していると感じている状態。」 顧客は製品の購入やサービスを使用するとき、製品やサービスに何らかの満足を感じたときに購入するとの考え方。企業においては、満足の度合いを定期的に評価することで、次期製品やサービスの開発に結びつけることが可能になる。 JIS Z 8141
誤差 Error of result 「観測値から真の値を引いた値。備考 誤差の真の値に対する比を相対誤差という。」  JIS Z 813
誤差因子 Error factor 開発設計者がコントロールできない因子であり、次の3種類に分類できる。 @環境条件のばらつきで、外乱と呼ぶ  A劣化によるばらつきで、内乱と呼ぶ  B品物間のばらつきで、品物ごとの差である 開発・設計段階の品質工学 田口玄一 日本規格協会 1988年
誤差分散 Error variance  誤差変動の平均を表す値であり、「誤差分散=誤差変動÷自由度」で求める。
誤差変動 Error variation  平均値からの偏差の2乗和であり、「誤差変動=全変動−修正項(一般平均の変動)」で求める。
コストコントロール  Cost control  既存の製造方式を是認した上で、その製造方式に必要な原価要素(人、資材、設備、エネルギー)の管理水準を明らかにし、管理水準に到達しない範囲をコントロールしていくことである。これは各管理者が自分の職務を効率的に遂行する管理努力によって達成できるコストダウン活動である。いいかえれば『ムダ排除』のことである。
コストダウン Cost Down, Cost improvement or Cost reduction  原価低減活動のことでコストダウンは和製英語である。コストダウンにはコストコントロール(管理)とコストリダクション(改善)の2種類のやり方がある。
コストテーブル  Cost table 原価とそれに影響する要因との関係を表やグラフ、計算式にまとめた原価決定のモノサシ。日本でコストテーブルという用語が初めて使用されたのは1960年頃であり、表やグラフで作成されていたので、テーブルという名前がついたが、統計処理により数式化も可能である。
コストテーブル見積法 Estimation by using cost table  コストテーブルを事前に作成しておき、コストに影響を及ぼす変動要因の係数を入力することで見積原価を算定する方法である。 見えるかでわかる「売り値と買い値」 橋本賢一・大塚泰雄著 日刊工業新聞社 2010年
コストリダクション Cost reduction  IEr(インダストリアル エンジニヤー)が新しい治具を工夫したり、QC担当者が不良低減のための新しい方法を発見したり、あるいは設計担当者がより部品点数の少ない製品を発見したりする『改善活動』によって達成されるコストダウン活動である。
固定位置レイアウト layout by fixed position 大型機械などの組立工程で使われるレイアウト。生産対象は定位置にあり、そこへ生産設備を運んで加工を行う際に用いられるレイアウト方式。このタイプがレイアウトが適用される例としては、航空機や船、家屋などがあげられる。 生産管理用語辞典 日本経営工学会 2012年 日本規格協会
固定費 Fixed cost   販売量または生産量の増減にかかわらず変化しない原価要素。固定給の人の給料や工場や倉庫の賃借料などは、販売量(生産量)に関係なく一定額の原価が発生する。
固定変動分析 Fix-Vary analysis  製品を構成するユニット・部品または作業が製品が変わる度に変化するか否かを分析する手法。固定とはどの製品に対しても一定、変動とは対象製品によってバラツキがあることを意味する。
個別原価計算 Job order costing  種類の異なる製品を個別受注生産するような業種に使われる原価計算方法。
個別費用法 Job order costing  一つの原価費目を変動費か固定費かのいずれかに分類する方法。多くの費用は変動的な要素と固定的な要素の両方の性質を持つが、変動的な色彩が強ければ変動費に、固定的な色彩が強ければ固定費に分類する。
コンカレントエンジニアリング concurrent engineering 「製品設計と製造、販売などの統合化、同時進行化を行うための方法。」 統一化された技術デーベースにより、CAD、CAM、CAEなどのコンピュータ支援によるツールにより可能となる。 JIS Z 8141
混流ライン Multi-products line 「数種の品目を混合して流して作業を行う生産ラインのこと。これに対して、1品目だけの製品の生産ラインを専用ラインという。」 JIS Z 8401

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