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補助金の種類と募集開始時期を知る

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補助金の種類と募集開始時期を知る

補助金をもらうためには、補助金申請書を作成して、担当となる窓口に提出する必要があります。

 

しかし、国や都道府県、市町村が公募している補助金制度は3000種類以上あると言われており、自社が利用できるものを見つけるだけでも一苦労です。

 

しかしインターネットで検索することで、比較的容易に自社に合った補助金制度を見つけることができるようになりました。
例えば、「補助金」「環境」「東京都」というキーワードで検索すると東京都にある会社が環境に係る補助金について見つけることができます。

 

さて、補助金制度は、前述したように、国や都道府県、市町村、民間企業など担当窓口が異なります。

 

例外はありますが、一般的に補助金の金額が大きいのは、国>都道府県>市町村>民間企業」の順となります。
そして、審査の厳しさも補助金金額に比例すると考えてよさそうです。

 

国の補助金は大きく分けると経済産業省系と厚生労働省系に別れます。
経済産業省系の補助金は研究開発や設備投資などものづくりに係るものが多くあります。
一方、厚生労働省系の補助金は人材教育や福利厚生に係るものがほとんどです。

 

では、国の補助金について調べるにはどのようにすればいいでしょうか。補助金が募集されるとそれを管轄する省庁のホームページに掲載され、申請手続を記載したマニュアルも格納されます。そして、補助金は毎年同じような補助金が繰り返し募集されることが多いのです。(急になくなるとはあります)

 

また、補助金はいつでも申請できるわけではなく、募集期間があります。
多くの例では募集開始ら1カ月から2カ月程度であり、予算がなくなったら募集終了となることも多く、募集開始時期もさまざまです。

 

たまたま募集開始の時期に発見できれば非常に幸運ですが、見つけた時にはすでに締め切りが過ぎていたということが多くあります。

 

そうならないためにも自社が活用できそうな補助金制度を見つけたら、募集された時期と募集期間を覚えておいて次回の募集のために準備をしておくことがたいへん重要となります。

 

つまり、興味のある補助金が掲載されている省庁のページをみつけ、定期的に補助金の募集がかかっていないかチェックし続けるということです。募集がかかってから応募するかどうかを考えているようでは採択される可能性が低くなります。あらかじめ準備をしておくことが補助金に採択されるための最大のコツなのです。

 

著者

座間

座間 正信 / 株式会社アイピーアトモス
企業の強み、市場の機会、アイデアに関する特許情報、市場における類似商品、今後の成長分野など幅広い視点から儲かる商品開発のアドバイス

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