日刊工業新聞社

濾過技術者、研究者の皆様へ

 

食品・飲料メーカーをはじめ幅広い産業分野で用いられる「濾過技術」

 

濾過技術分野のエキスパートが一同に会して最新技術を語る本セミナーも今回で第30回を迎えることができました。

 

今年も最新の濾過技術の動向そして応用実例などの生きた知識をご紹介いたします。

 

本セミナーは日本の濾過技術に関する特別セミナーとして、企業の技術者を中心に、研究・開発部門、経営者の方々などの幅広く多くの濾過技術関係者の皆様にご参加いただいて参りました。

 

今回の開催においても、皆様のご参加を心よりお待ち申し上げます。

 

開催概要

 

[日 時]: 2019年10月30日(水)10:00~16:00

 

[会 場]: 日刊工業新聞社 東京本社 セミナールーム

 

[定 員]: 50名(先着順・事前登録制)

 

[参加費]: 33,000円(資料・昼食含む、消費税込み)

 

[主 催]: 日刊工業新聞社

 

[協 賛]: 日本沪過助剤協会

 

セミナープログラム

 

講演1 (10:00~11:00) 「濾過の研究と技術~最近の動向」

川崎

愛媛大学 准教授 大学院理工学研究科物質生命工学専攻 応用化学コース 工学博士
川﨑 健二 様

 

多孔質層を通して懸濁液を流し,懸濁している固体粒子を捕捉粒子と濾液とに分ける固液分離操作を「濾過」と呼ぶ。この濾過技術の基礎・原理を、Ruthの濾過理論に基づくケーク濾過で解説し、ケークレス濾過、濾材濾過の説明も行う。
また、最近の研究結果の紹介も行う。

 

 

講演2 (11:00~12:00) 「キャンドル式珪藻土濾過装置【サニフィルター】」

高橋

株式会社フジワラテクノアート プロセス開発部
高橋 佐都子 様

 

従来の珪藻土濾過装置が抱えていた問題点を解決し、高い サニタリー性 と自動化を実現した キャンドル式 珪藻土濾過装置 「サニフィルター」 について、具体的な導入事例を挙げ て説明する。
また 、 珪藻土濾過装置から排出される、 洗浄水と使用済み 珪藻土 が 混ざり合った排水から、 珪藻土 だけを分離 する 「珪藻土分離装置 」 についても紹介する。

 

 

昼食休憩 (12:00~12:50)

 

 

講演3 (12:50~13:50) 「濾過助剤の特性と上手な使用法」

神笠

昭和化学工業株式会社 技術開発推進部主席研究員 
神笠 諭 様

 

さまざまな濾過において、濾過助剤を利用することで濾過速度やコストなどの濾過効率を飛躍的に改善することができる。ここでは、2つの基本的な使用方法を紹介し、代表的な濾過助剤である珪藻土、およびパーライト、それぞれの特性について解説する。また、最適な助剤の選定方法、および使いこなすポイントなどを助剤沪過のメカニズムと共に示す。さらに、使用済みケークの処理や固気分離への利用についても説明する。

 

 

休憩 (13:50~14:00)

 

 

講演4 (14:00~15:00) 「ろ紙の最新技術動向について」

須崎

安積濾紙株式会社 技術開発部 執行役員 技術開発部長
須﨑 活光 様

 

近年、濾紙ろ過の分野ではろ過対象物の高付加価値化に伴い、より高い清澄性や溶解成分の除去などの高機能化が求められてきております。
当社ではこれらのニーズにこたえるべく、高精度ろ紙や機能性ろ紙を開発してきております。本セミナーではこれら最新の開発動向を説明するとともに、各種応用製品についてご紹介させていただきます。

 

 

講演5 (15:00~16:00) 「ビールろ過技術」

三澤

サッポロビール株式会社 生産技術本部 課長代理 
三澤 圭彦 様

 

ビールろ過の目的は、「熟成ビール中の酵母等の懸濁固形物を除去しビールを清澄化すること」「物理的耐久性(濁りにくさ)の付与」「微生物耐久性の付与」である。
今回は従来のビールろ過技術として主流である、珪藻土ろ過とろ過助剤、カートリッジフィルター、及び、最新のビールろ過技術の動向に関して紹介する。

 

 

本セミナー お申し込み方法

 

下記ボタンから「濾過技術の動向と最近の応用実例」参加申込フォームに必要事項をご入力の上、送信してください。
※お申込み受付後、受講票・ご請求書をお送りいたします。

 

 

お申込み

 

会場アクセス

map

 

会場
 日刊工業新聞社
 東京本社 セミナールーム
 (東京都中央区日本橋小網町14-1 )

 

交通
 ・東京メトロ日比谷線
  「人形町駅」下車 徒歩3分
 ・都営浅草線
  「人形町駅」下車 徒歩5分
 ・東京メトロ半蔵門線
  「水天宮前駅」下車 徒歩5分

 

 

お問合せ

【個人情報の取り扱いについて】

ご登録いただいた情報は日刊工業新聞社および日本沪過助剤協会が細心の注意を払い、展示会・セミナー・サービス等、各種ご案内を送らせていただくこと を目的に利用させていただきます。尚、ご案内の宛先変更または配信停止をご希望の際には、下記までご連絡くださいますようお願い申し上げます。
【ご連絡先】日刊工業サービスセンター 情報事業部 nkmail01@nikkansc.co.jp

 

【第30回 濾過技術特別セミナー お問い合わせ先】

日刊工業新聞社 総合事業局 教育事業部 「濾過技術特別セミナー」 係
〒103-8548 東京都中央区日本橋小網町14-1
TEL:03-5644-7222 FAX:03-5644-7215 j-seminer@media.nikkan.co.jp