用語説明・参考文献〜技術者のコストダウンに必要なキーワード


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あ行

用語 英語表記 説明 参照元
R管理図 R control chart  「群の範囲を用いて工程の分散を評価するための管理図」ここで群とは、工程の要素が比較的均一になるように、工程を時間的に分割したもの。R管理図により群内のばらつきを管理する。 JIS Z 8101
IE Industrial Engineering IEはIndustrial Engineeringの略号。→インダストリアル・エンジニアリング
ICT Information and Communication Technology 情報通信技術と訳されている。我が国における情報通信技術の普及は、2000年 7 月に内閣総理大臣を本部長とする「情報通信技術(IT)戦略本部」が設置され、同年 11 月には高度情報通信ネットワーク社会形成基本法(IT基本法)が成立してから急速に広まった。
アウトソーシング outsourcing 「企業の経営資源を中核業務に集中させ、業務効率を高めるために、部門機能の一部又はすべてを外部の企業に委託する方法。」 アウトソーシングにより企業として強化すべき業務に集中することができる。また、組織のスリム化により、固定費や投資金額を削減することが可能となる。 JIS Z 8141
アジャイル生産・アジル生産 Agile manufacturing  「コアコンピタンス(核となる固有技術)をもつ複数の企業が連携して、特定の顧客のために高品質の製品をスピーディに開発し、限られた量を生産する方式。」 JIS Z 8141 
粗利益 Gross margin 売上総利益の略称で、日常的に粗利(あらり)と呼ばれる。 →売上総利益
安全在庫 safety stock 「需要変動又は不確実性を吸収するために必要とされる在庫。」 安全在庫が増えると在庫切れは防止できるが在庫維持費用が増加するので、在庫が増加することによる利益と在庫維持費用とが等しいときが最も経済的な安全在庫量である。 JIS Z 8141
ERP Enterprise Resources Planning 「販売・在庫管理・物流の業務、生産管理又は購買管理の業務、管理会計又は財務会計、人事管理などの基幹業務プロセスに必要なそれぞれの機能を、あらかじめ揃えたソフトウェア群である統合業務パッケージを利用して、相互に関係づけながら実行を支援する統合情報システム。」すなわち、企業の経営資源である人、物、金、情報を有効活用し経営を効率化するため経営システムである。 JIS Z 8141 
ERP enterprise resource planning 「販売・在庫管理・物流の業務、生産管理又は購買管理の業務、管理会計又は財務会計、人事管理などの基幹業務プロセスに必要なそれぞれの機能を、あらかじめ備えたソフトウェア群である統合業務パッケージを利用して、相互に関係付けながら実行を支援する統合情報システム」 JIS Z 8141
移行ツリー Transition Tree TOCの思考プロセスで使うツールで、どうやって変わるのか、その実行計画を立てるためのツール。
意思決定の原則 Principle of decision making 代替案を選択する意思決定をする際の原則で、原則1は変わる所だけを考える、原則2はこれから発生する費用・収益だけを計算する。
一工程完結の原則 Principle of process completion 一工程でできるもの、一工程で完結する方が取り置きの補助機能が少ないという原則。
一生産要素移動の原則 Principle of producing factor transportation 生産要素である材料、人、設備のいずれか1つを動かすことにより生産は可能であるという原則。通常は移動が容易な材料のみを移動させるのがよい。
一般平均の変動 「平方和の計算で用いられる以下の値。」 修正項とも言う。
移動距離最短の原則 Principle of minimum moving length 自動化を考える場合、補助機能部分は最小にすることを考えないと投資金額が膨らむ。製品や部門の取り置き・搬送・整列・回転などの補助機能は無くすか、最小時間にしてから、機械化を検討しなければならないという原則。
因子 Factor 「実験の割付けや解析を行うときに、多くのばらつきの原因の中から特にとり上げたばらつきの原因」製品の基本機能は、さまざまなノイズ(機能を乱す原因の総称)の影響でばらついている。基本機能に影響を与える要因を因子といい、制御因子、誤差因子、調合因子、標示因子がある。 JIS Z 8101
インダストリアル・エンジニアリング Industrial Engineering 「経営目的を定め、それを実現するために、環境(社会環境及び自然環境)との調和を図りながら、人、物(機械、設備、原材料、補助材料及びエネルギー)、金及び情報を最適に設計し、運用し、統制する工学的な技術・技法の体系。」 備考として「時間研究、動作研究など伝統的なIE技法に始まり、生産の自動化、コンピュータ支援、情報ネットワークの中で、制御、情報処理、ネットワークなどさまざまな工学的手法も取り入れられ、その手法自身が経営体とともに進化している。」 JIS Z 8141 
内側直交表の割付 Assignment for inside cross table 直交表(直交配列表)の各列に制御因子を割当て実験計画を作成することである。 講座一覧
売上原価  Cost of sales  売上に対応する原価で、「売上原価=期首製品棚卸高+当期製品製造原価−期末製品棚卸高」で求める。
売上総利益 Gross margin  売上とそれを作るか買うかに関わった原価である売上原価との差額で求める利益であり、「売上総利益=売上高−売上原価」で求める。
売上高総利益率 Gross margin ratio 売上高に対する売上総利益の比率で「売上高総利益率=売上総利益÷売上高×100」で求める。
ASP Application Service Provider アプリケーションソフトの機能をインターネットを通じて顧客にサービスとして提供する事業者のこと。
営業利益 Operating profit 企業本来の生産と販売活動の結果を示す本業による利益であり、「営業利益=売上総利益−販売費・一般管理費」で求める。
APS advanced planning and scheduling 「部品構成表と作業手順を用いてスケジューリングを行い、納期回答をするとともに、設備の使用日程と部品の手配を行う活動。」 JIS Z 8141
ABC分析 ABC analysis 「多くの在庫品目を取り扱うときそれを品目の取り扱い金額又は量の大きい順に並べて、A、B、Cの3種類に区分し、管理の重点を決めるのに用いる分析。」横軸に金額・量の大きい順に品目を並べ、縦軸に累計の金額・量を示した曲線をABC曲線という。Aは数品目でも価値的には大きいから手間を掛けて厳密な管理を、C品目に対しては管理の手間を省き、Bについてはその中間の取り扱いをしようとするものである。 JIS Z 8141 
SLP Systematic Layout Planning メイナード研究所の リチャード・ミューサーが開発した、レイアウトの進め方を体系化した手法である。この手法は、工場レイアウト方法の標準というべき手法であり、現在開発されている多くの手法の基礎となるもので、どの業態の工場のレイアウトにも適用できる。 小川正樹 よくかわる「レイアウト改善」の本 日刊工業新聞社 2008年
SN比 Signal Noise ratio  SN比のSはシグナル(信号)であり、Nはノイズ(誤差)である。JISの計測用語では、「信号パワーの雑音パワーに対する比」と定義されている。品質工学では、システムの入出力におけるエネルギーの分解として、次のように定義でき、計算結果が大きいほど機能の安定性は高いことになる。 講座一覧 JIS Z 8103
SQC Statistical Quality Control 客観的事実に基づき、管理図法や抜き取り検査法など統計的手法を用いる品質管理手法で、W.A.シューハート(1891-1967)博士らにより提唱された。統計的品質管理と呼ばれる。
Xバー管理図 「群の平均値を用いて群間の違いを評価するための管理図」ここで群とは、工程の要素が比較的均一になるように、工程を時間的に分割したもの。Xバー管理図により群間のばらつきを管理する。 講座一覧 JIS Z 8101
NC Numerical Control 数値制御のこと。工作機械の自動化のためこのNCを組み込んだものがNC工作機械である。 生産管理用語辞典 日本経営工学会 2012年 日本規格協会
FMS Flexible Manufacturing System 「生産設備の全体をコンピュータで統括的に制御・管理することらよって、類似製品の混合生産、生産内容の変更などが可能な生産システム。」顧客ニーズの多様化に柔軟に対応するため、複数台の自動化設備、無人搬送車や自動倉庫などの移送機器・設備などをネットワークで接続した柔軟性の高い生産システム。 JIS B 3000
FMF Flexible Manufacturing Factory  生産準備段階のCAD/CAMと現場の自動化設備が繋がり工場全体が情報処理システムの中で統合された生産システム
FMM Flexible Manufacturing Module  1台の自動化設備が導入された生産システム
FMC Flexible Manufacturing Cell  2台の自動化設備がつながった生産システム
MRP material requirements planning 「生産計画情報、部品構成表情報及び在庫情報に基づいて、資材の必要量と時期を求める生産管理体系」 JIS Z 8141
MRPU manufacturing resource planning U 「資材所要量計画だけでなく、要員、設備といった資源も管理対象として、製造・購買などの製造企業の活動を計画し、管理する総合的生産管理の概念と技法。」 MRPUは、MRPの機能と会計情報をリンクさせることにより経営計画との連携を可能にした点に特徴がある。この機能はさらに発展し、ERPに集約される。 JIS Z 8141
MTM Methods Time Measurement 1948年にメイナード(H.B.Maynard)、ステジマーチン(G.J.Stegmerten)、シュワブ(J.L.Schwab)らによって開発されたPTS法の中で最も代表的な手法。JISでは、「人の行う作業を基本動作、動作距離及び条件に応じて作業時間を求める方法。」とある。 JIS Z 8141 
応答変数 Response variable 「実験の結果を表す変数。同義語として出力変数がある。」目的変数、従属変数とも呼ばれ回帰式 y=ax+b のyを指す。 JIS Z 8101
遅れ余裕 Delay allowance 余裕とはJISで「作業に関して不規則・偶発的に発生する行動で、作業を遂行するうえでされられない遅れ。」遅れ余裕は、注油、点検、作業の一寸したやりそこない、職場長との打ち合わせなど作業中に発生する遅れで微小な時間。 JIS Z 8141 
オフライン設計 Off-line design 製品開発時に顧客要求からの要求特性が出てくる前に、対象システムの機能のばらつきや環境負荷を低減し、要求特性が出てきたときには、直ちに特性に合せるように準備しておく開発方法である。
重み付き平均値 Arithmetic weighted mean 「観測値に付随する負の値とならない重みと観測値の積を総和したものを、重みの総和で割ったもの。ただし、重みの総和は正であるものとする。」 加重平均とも呼ばれるが、50円の物が4個、60円の物が6個あるとき、重み付き平均は、(4×50+6×60)÷(4+6)=56 となる。 JIS Z 8101
オンライン・オフラインの原則 Principle of On-line / Off-line  ライン編成の検討時に、順序制約のある作業はオンラインで、制約のない作業はオフラインで行うと迅速性・柔軟性が増すという原則。
オンライン設計 On-line design 製品開発時に顧客要求を満足させる製品をオフライン設計で構築した要素技術を用いながら開発するメカニズムである。 小川正樹・大塚泰雄 実践原価企画 税務経理協会 2001年

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